無料で渡れる日本最長の「伊良部大橋」

伊良部大橋

宮古空港から車で約15分。宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋は、絶景スポットとして有名です。

2015年(平成27年)1月に開通した伊良部大橋は全長3,540m。この長さは「サンゴの島」と語呂合わせになっています。

無料で渡れる日本最長の「伊良部大橋」を紹介します。

伊良部大橋は島民念願の橋

伊良部島は、沖縄本島からは約300km離れた宮古島の北西約5kmにある離島です。橋ができるまでは、伊良部島と宮古島の行き来は、基本的に船のみでした。

台風が来れば、生活物資は止まり、重症者の救急搬送にも時間がかかってしまい、島の人々は苦しんでいました。

そして、1974年(昭和49年)から架橋要請活動がはじまります。ですが、台風などの影響により建設は思うように進まず、完成予定は何度も延長されました。

そんななか、2015年(平成27年)1月31日に伊良部大橋が完成しました。伊良部大橋は、40年以上かけてようやく実現した島民念願の橋なのです。

宮古島屈指の絶景スポット

伊良部大橋をドライブしている様子

伊良部大橋から見渡せる空と宮古ブルーの海は絶景です。視界をさえぎるものが少なく開放的なので、まるで海の上にいるかのような感覚になります。

伊良部大橋の中央部は盛り上がっているので、ジェットコースターのような気分を味わえます。

伊良部大橋の中央部が盛り上がっている理由は、多良間島行きのフェリーが通行するためだそうです。

伊良部大橋を眺められる展望台

牧山展望台

伊良部大橋を渡って5分ほど進んだところにある「牧山展望台」は、宮古島・来間島・池間島を見渡せるおすすめの観光スポットです。

日本で最も高い場所にある牧山展望台は、町のシンボルの「サシバ」が羽を広げて飛んでいる形をしています。

駐車場から緑が生い茂る遊歩道を進むと、牧山展望台が見えてきます。ゆったりした空気が流れていて、ちょっとした森林浴を楽しめました。

伊良部大橋の下をフェリーが通る様子

牧山展望台から景色を眺めると、美しい海や真っ青な空が一面に広がっています。

タイミングがいいと、伊良部大橋の下にフェリーが通る様子を見られます。また、干潮時にしか姿をあらわさない幻の島といわれている「ユニの浜」も。

伊良部大橋の完成によって、宮古島・池間島・来間島・伊良部島・下地島の5つの島が車でめぐれるようになりました。

「伊良部大橋」を渡り、牧山展望台に立ち寄みてはいかがでしょうか。

牧山展望台
住所 沖縄県宮古島市伊良部池間添(地図
アクセス 宮古空港から車で約20分

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