宮古島の市街地は「平良タウン」とよばれる地区にあります。栄えている場所は、繁華街の中心地「下里通り」「西里通り」「イーザト」です。
市街地周辺の人気グルメや観光スポットを10選紹介します。宮古島観光を考えている方は、参考にしてみてください。
もちもち食感がおいしい「モジャのパン屋」
レトロでかわいらしい「モジャのパン屋」は、夫婦で経営されているお店です。手のひらサイズのころんとした丸パンと自家製焙煎コーヒーを販売しています。
焼きたてのパンは、もちもちした食感で食べごたえがあります。ほんのり甘く小麦の香りを感じられるやさしい味わいです。
あんぱんには、甘さひかえめのあんこがたっぷり詰まっていました。噛みごたえがあり、1個食べるとお腹がふくれます。
いつも12時ごろには売り切れるそうなので、午前中が狙い目です。
長い歴史がある日本最南端の「宮古神社」
金運上昇や商売繁盛などのご利益があるとされている宮古神社には、多くの方が訪れています。
宮古神社は、平良市街地の高台にあるので、天気がいいとエメラルドグリーンの海や伊良部大橋を眺められます。開放的な景色に囲まれながら参拝できるのも魅力的です。
宮古神社には御朱印があり、社務所でもらえます。また、色鮮やかな沖縄らしい御朱印帳も用意されています。
ちなみに宮古神社の近くには、パワースポットで有名な「漲水御嶽」や「仲宗根豊見親の墓」もあります。
宮古島名物バナナケーキの「モンテドール」
モンテドールでは、宮古島名物の「バナナケーキ」をはじめ、お土産にぴったりなさまざまなお菓子を販売しています。
入り口では、オリジナルキャラクターのモンテくんが出迎えてくれます。広々としている店内には、カフェスペースもあります。ぜひ食べて欲しいメニューは、3つです。
工房がある本店でしか味わえないしっとり食感の「バナナケーキ」と生クリームをたっぷりトッピングした「生バナナケーキ」。そして濃厚な味わいの牛乳バナナジュースです。
テイクアウトするなら、近くの「パイナガマビーチ」で食べるのがおすすめです。
元祖鰹塩そば「みなと食堂」アーサそばも!
荷川取漁港 にある「みなと食堂」は、元祖鰹塩そばで有名なお店です。
「鰹塩そば」には、塩軟骨ソーキや特製スーチカー(塩漬けの三枚肉)、宮古かまぼこなどがトッピングされています。だしは、鰹や野菜などのうまみが凝縮されていておいしく、ホッとする味わいです。
「鰹塩アーサそば」は、色鮮やかな見た目です。細めのストレート麺には、宮古島産のアーサが練り込まれています。甘辛いお肉ではなく、塩漬けのお肉がトッピングされているので、アーサの味わいをしっかり感じられます。
アーサご飯はそのまま食べてもおいしいのですが、そばのだしをかけてお茶漬け風に食べるとまた絶品です。
絶景!アーチ状の岩がある「砂山ビーチ」
「みなと食堂」から車で約6分の場所にある「砂山ビーチ」。名前の通り小さな砂山を登った先にビーチがあります。
ビーチまでの道のりは緑で生い茂っていますが、途中に見晴らしのいい場所があります。砂山から見える景色は絶景です。10分ほど歩くと砂山ビーチに到着します。
砂山ビーチといえば、波の浸食によってできた隆起サンゴ礁の「アーチ状の岩」です。
アーチ状の岩と、コバルトブルーの海、真っ白の砂浜は写真におさめておきたい風景です。コンパクトなビーチなので、写真を撮りながらまったり過ごすのがおすすめです。
散策なら「島尻のマングローブ林」
「砂山ビーチ」から車で約13分。カヤックやカヌーも体験できる島尻のマングローブ林は、穴場の散策スポットです。
散策して奥に進んでいくと、自然の雄大さを感じる風景が広がっています。
満潮時には、海に浮かぶ森のように見えることから「海の森」ともよばれるマングローブ。マングローブの発達したタコ足のような根は「呼吸根」です。泥のなかでは酸素が不足してしまうので、根を出して呼吸しているそうです。
近くの水がないところには、小さなカニやぴょんぴょん飛びまわるハゼもいたので、探してみてください。
人気の観光スポット「雪塩ミュージアム」
島尻のマングローブ林から車で約7分の場所にある「雪塩ミュージアム」は、雪塩の製塩方法や雪塩の使い方が学べる人気の観光スポット。
宮古島の雪塩は、さまざまな場所で販売されていますが、雪塩ミュージアムでしか買えない「限定商品」もあるので、お土産におすすめです。
雪塩ミュージアムに来たら、ぜひ「雪塩ソフトクリーム」を食べてみてください。濃厚な味わいですが、後味はすっきりしています。
雪塩と合わせたハイビスカスやシークワーサー、島とうがらしなどの「塩」をかけて、さまざまな味わいを楽しみました。
話題のさとうきびジュース「宮古きび茶屋」
雪塩ミュージアムから車で約1分。「宮古きび茶屋」は「さとうきびジュース」で話題のお店です。ぜんざいやみたらし団子、わらび餅などの和スイーツも楽しめる甘味処です。
人気の「さとうきびジュース」は、自分で好きなさとうきびを選んで特注のしぼり機に入れれれば、あとはお店の方が仕上げてくれます。
ジュースの材料は、さとうきびの水分と氷だけなので、素材本来のやさしい甘さを味わえます。のどごし抜群のさとうきびジュースは、とてもおいしくまた飲みたくなる味わいです。
宮古きび茶屋の新鮮なさとうきびジュースをぜひ味わってみてください。
ゆし豆腐そばなら「島とうふ春おばぁ食堂」
沖縄らしい赤瓦屋根が印象的な古民家風の「島とうふ春おばぁ食堂」。木の温もりを感じられる店内は、広々としていて開放的です。
そんな春おばぁ食堂でおすすめのランチメニューは「まごゆし豆腐そば」。あっさりしたかつおだしと、ふわふわのゆし豆腐は相性抜群です。
1番人気は「春おばぁ定食」。宮古そばは、ぶただしに変更しましたが、コクがある濃厚な味わいでした。沖縄の炊き込みご飯「じゅーしー」とおぼろ豆腐に、もずくと海ぶどうの小鉢もあり、沖縄を味わえるうれしい組み合わせでした。
ちなみに、春おばぁ食堂の「まごとうふ」は、宮古市公設市場にあるお店で購入できます。
夜ご飯におすすめ!「琉球王国さんご家」
琉球王国さんご家は、宮古島で人気の居酒屋なので、予約してから行くのがおすすめです。
この日のお通しは「なまり節とニガナの白和え」でした。料理は、じーまーみ豆腐・ラフテー・アグー豚雪塩炙り焼き・グルクンの唐揚げ・パパイヤチャンプルー・牛すじめしを注文しました。
どれもおいしかったので満足です。1番のおすすめは、グルクンの唐揚げです。身はふっくらやわらかく、頭の部分はせんべいみたいにボリボリ食べられます。
琉球王国さんご家は、お店の雰囲気も接客もいい感じでした。早い時間帯からやっているので、お子さんと夜ご飯を食べるのにもおすすめです。
このほかの観光地も紹介しているので、よかったらチェックしてみてください。
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