日本人なら誰もが目にしたことのある芸術作品「水墨画」。墨一色を使い様々な植物を表現しているあの水墨画を楽しめる講座がCOTONOWAにもあるんです。

今回は「気軽に始める水墨画講座」の講師でもある浦 正(うら ただし)さんにお話を伺ってきました。
COTONOWAの「気軽に始める水墨画講座」の講師浦 正(うら ただし)さん

水墨画を描いているのにだんだんと自分で自分を認められるようになってくる不思議な感覚

水墨画の魅力のひとつはやったこと(描いた線)をいかに認められるようになるかなんですよ、「あっ!こう描きたいんじゃなかった」「失敗!」という部分が無いんだと。そういう風にしていくと、僕は仕事をやり始めてから例えばくよくよすることが少なくなった、普段日常で全く関係ないことですけど、例えば昨日飲み会であんなこと言ったな、もう前はね、この先どうなるんだろう、あの人との関係とか思うことってあるじゃないですか、それを思わなくなりました、「しょうがない」って。

水墨画をやる事によって日常のメンタルにも良い影響が出てきたそうです。ストレスの多い現代社会、みなさんも溜まったストレスの解消方法に水墨画を選んでみてはいかがでしょうか。

水墨画って難しそうだし、私は絵のセンスも無いし。と考えている方にはきっと「水墨画講座」がだいぶ堅く写ってしまっているのかもしれません。

COTONOWAの水墨画講座は「水墨画って楽しいんだ!、描く事ってこんなに楽しいんだ!」を体感できる講座で初心者でも大歓迎の講座なんです。水墨画の「す」の字もわからなくても、この記事を読んで「ちょっと講座に行ってみたいな」と思った方はぜひお申込みください。

講師の浦さん曰く、絵を描くってことは賞を取ったりっていう目的もあるかもしれないですけど、一番ベーシックなのは楽しむことだと思っているので、しかもその水墨画ってとても瞬間瞬間なので、下書きもしないし前にお花を置いてレクチャーするわけでもないし、本当にその時その時を楽しむことが目的なんです。そういう風にして絵を楽しむことが出来るようになったら、次にその人が水彩画始めてもいいだろうしアクリル画始めてもいいだろうし、それこそ俳画や絵手紙、何でもいいと思うんです。ただ、絵を楽しむってことのベースに必ずなると思うんです。水墨画をやっていくことは。

技術や技法よりも、絵を描く事や表現する事を体感してもらって「こんなに楽しいんだ、絵を描く事って」という感覚を味わってもらいたい。これがCOTONOWAの水墨画講座です。

浦さんも元々は水墨画の素人だったんです。

僕は元々絵描きだったんですけど、水墨画にはまったきっかけというか魅力は、やっぱり水墨画を描くようになってから世界が違って見えるようになったんですよ。例えばその植物を描きますよね。山水画のようなものを描いたりするんですけど、先生がお題を出してくれて牡丹描きましょうとか、桔梗描きましょうとか。その時に今までじっくり見たことが無いんですよやっぱり桔梗も牡丹も。
じっくり見るようになると、あ、だからあの時先生はこう描いていたんだとか、葉っぱの流れだったり色々なところが見えてくるようになる。単純なことでそれをやるから、水墨画はさらっとやってすごく植物をいきいき見せたりとかするんですね。その不思議な感じをやっぱり自分でも表現したいと思うじゃないですか。
先生みたいに描きたいと思うと、公園とかに行って木の枝を見たりとか植物の葉っぱの茂り方をみたりとか気にするようになるんですね。それは今までに見えていなかったのが見える様になっているので、どんな草木の枝葉とかがしだれてても、先のほうはきゅっと太陽の方に向かうんです。そういうところで水墨画描きながら生命力を表現したりするんですけど、公園とかで枝を見てたら落ちてきている枝なんだけど先のほうがきゅっと上がっている、あ、この枝生きているなとかが見えてくるようになるんですね。今まで気付かなかったことに気付くようになっていくとやっぱり世界が楽しくなってくるんです。

これが連続講座の魅力!水墨画の「す」の字から始めて五感を研ぎ澄ますようになって行く変化が味わえる。

生徒さんたちも、最初来たときは先生みたいに描けないってことでご自身の描いた絵や線に対して、自虐になったりするんですけど、続けていくとその人なりの物の見方が少しずつ変わってくるから楽しめるようになってくる。
例えば今まで美術館に行ったことが無いような人でも、絵を見るのが好きな人になって美術館に行き、水墨画を見たときに筆はここからここへ運んでいるな、私もこの植物はそういう気の流れだと思う、などの感覚が芽生えてきて絵を見るのも楽しくなるんですよ。
講座に来ていただくとわかってくることでもあるんですが、水彩画や油絵と違って重ね塗りしないので、一番最初に書いたものが手前でだんだん描くごとに奥に行くんですよ。これも水墨画の魅力のひとつです。
江戸時代に描いた人の水墨画画家さんが描いた大きな絵でも、どこの辺りからスタートしたかが見えてくる、それはやっている人にしか分からない楽しみだったりとか、僕自身も表現者として、水墨画を通して瞬間瞬間を楽しんでいるんですけど、その感覚をみなさんにもお伝えできればと考えています。
現状、普段の生活が何か窮屈だなと感じていたとしても、水墨画を始めることによって自分が住んでいる、自分が見ている環境が少し変わって見えるようになったりとか、毎日の生活にひとつでも感じ方の変化が表れていくような、そういうのがわかってもらえるようになったら嬉しいし、だからあまりうまくなることを目的には僕はしていないんですよ。どこかで賞をとれるようにするよりも、水墨画を通して絵を楽しむことを伝えたいと思っています。

Q. 水墨画を見てあっ素敵だなって思う感度って多くの人が持ってる感覚だと思うんですけど。

その感覚はあると思いますね。作品の中から出てくるエネルギー、そういうものに魅力ってあると思います。だからきれいに描けたからいいとか整っているからこれ正解とかじゃ絶対無いと思うんです。受講者たちの描いた絵に「これすごくいいと思いますよ」ってついつい言ってしまうことがあるんですけど、決して受講者を調子付かせようとしていったのではなくて、僕は本当にそう思ったから言っただけで、あれをいいと思って欲しい、そこにその人のエネルギーが入ってたはずだから。あれを描き間違えと言って何度も何度も描いているうちにつまんない絵になってくるんだと思うんですよね。

もうひとつの連続講座の魅力は受講者さんとの人間関係がどんどん出来てきて、受講者さんを応援したくなってしまうんですよね、
「今度は水墨画のこんな部分にチャレンジしたい」って言われたら「やりましょうか」っていう話になってきますよね。
そういう方が増えてきて、スキルをどんどん高めたくなったら通えるようなコースも今後出来たら面白そうですね。

今回のCOTONOWAの「気軽に始める水墨画講座」がどうして「気軽に始める」なのかお分かりいただけましたでしょうか。講師である浦さんが「最初は誰もが初心者、だから気軽な気持ちで体験してみて欲しい。回を重ねるごとにご自身の表現する力と表現してみたくなる気持ちが増して行って水墨画自体が楽しくなっていく。それによって毎日の暮らしにも少しずつ変化を感じられる感覚を養ってもらえたら最高です」と教えてくれました。


1DAY体験会
4月29日(月・祝)
午後2時30分~4時30分

連続講座
5月31日(金)、6月7日(金)、7月5日(金)、8月2日(金)、9月6日(金)
午後1時30分~3時30分


講師の浦さんが実際に上大岡で行う『ライブドローイング』は必見です!
日時:2019年4月29日(月・祝) 正午~午後1時30分
会場:ウィング上大岡2階=ガーデンコート(ドトールコーヒーショップ前)
※見学無料

※ご来場、ご見学無料


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