宮古諸島で2番目に大きな伊良部島と、そのすぐ隣にある下地島は、豊かな自然とさまざまなグルメが楽しめる魅力的な観光地です。
そこで今回は、伊良部島と下地島をめぐる3時間の観光モデルコースをご紹介します。絶景スポットや食べ歩きを楽しめるので、ぜひ参考にしてみてください。
宮古島屈指の絶景スポット!「伊良部大橋」
宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」からスタートします。全長3,540m、無料で渡れる日本最長の伊良部大橋は、宮古島屈指の絶景スポットです。
この橋の完成により、宮古島・池間島・来間島・伊良部島・下地島の5つの島を車で観光できるようになりました。40年もの歳月をかけた「伊良部大橋」は、地元の人々にとっても待ち望まれたものでした。
橋の中央部は大きく盛り上がっており、まるでジェットコースターに乗っているかのような爽快感を味わえます。空と海が一体となる絶景のなか、ドライブを楽しめます。
伊良部大橋を眺められる「牧山展望台」
伊良部大橋を渡り約5分。伊良部島でもっとも高い位置にある「牧山展望台」は、渡り鳥の「サシバ」をモチーフにして作られており、宮古島、来間島、池間島を一望できる絶景スポットです。
駐車場から展望台までは緑豊かな遊歩道が続いており、爽やかな自然を感じながら歩けます。
展望台からの景色は、まさに息をのむ美しさです。タイミングが良ければ、伊良部大橋の下に船が通る様子や、干潮時にしか姿を現さない幻の島と言われる「ユニの浜」も見られます。
ランチならここ!「伊良部そば かめ」
「牧山展望台」から車で約15分の場所にある「伊良部そば かめ」は、古民家風の落ち着いた雰囲気のお店です。
1番人気の「かめそば」は、三枚肉・ソーキ・手作りゆし豆腐、かまぼこが入ったボリューム満点の一品です。かつおベースのあっさりしただしは、ホッとする味わいです。自家製麺はもちもちとした食感です。
2番目に人気の「伊良部そば」には、なまり節と骨付き肉がトッピングされています。カツオ漁が有名な伊良部島ならではの「なまり節」が入ったそばは、ぜひ食べてほしい一品です。
新鮮なマグロのにぎり寿司や選べる定食セットもあり、観光途中の腹ごしらえにもぴったりです。
絶品!「なかゆくい商店」の紫芋ぱんびん
「伊良部そば かめ」から車で約5分の場所にある「なかゆくい商店」の人気商品は「紫芋ぱんびん」。紫芋ぱんびんは、紫芋を使った「サーターアンダギー」です。宮古島では「さたぱんびん」と呼ばれています。
「なかゆくい商店」では、地元産の紅芋と宮古島産の黒糖を使うなど、素材にこだわっています。外はサクサク、中はふんわりとした食感で、甘さは控えめです。紅芋の風味が口いっぱいに広がります。
また、「紅芋ぱんびんアイス」もおすすめです。沖縄のブルーシールアイスクリームをトッピングした一品で、温かい紫芋ぱんびんと冷たくなめらかなアイスの絶妙な組み合わせが楽しめます。行列ができるほど大人気なのも納得です。
伊良部島でNo.1のビーチ「渡口の浜」
「渡口の浜」は、伊良部島を代表する美しいビーチで、約800mの弓状に広がる白砂と透明度の高い海が特徴です。
マリンスポーツや海水浴を楽しんだり、穏やかな波音を聞きながらのんびりと過ごしたりするのに最適な観光スポットです。
渡口の浜の近くには「伊島観光サービス」があり、シュノーケリングのレンタルを行っています。また、「伊島観光サービス」では、宮古そばやキーマカレーそばなども提供しており、自家製の辛味噌がアクセントになった宮古そばが人気です。
パワースポットで有名な下地島の「通り池」
伊良部島から下地島へ向かうと、パワースポットやダイビングスポットとして人気の「通り池」があります。
緑豊かな遊歩道を進むと、2つの円形の池が神秘的に並んでおり、地下でつながっています。
池だけではなく、遊歩道から眺める下地島の風景も美しく、東屋でひと休みしながら景色を楽しむのがおすすめです。自然の静寂に包まれながらリフレッシュできる観光スポットです。
幻のビーチと飛行機を楽しめる「17END」
「17END」は「みやこ下地島空港ターミナル」のすぐ横にあり「航空マニアの聖地」とも呼ばれています。
透き通った海と、白く美しい幻のビーチは、幻想的な景色で心に残ります。幻のビーチが見られるのは干潮時なので、気象庁の潮位表で確認しておきましょう。
間近で見る着陸シーンは迫力満点です。飛行機の時間を本日のフライトで確認してから向かうのがおすすめです。17ENDの駐車場から徒歩約10分で到着します。
17ENDは、何度でも訪れたくなるほどの絶景の観光スポットで、眺めているだけで心が癒されます。
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