沖縄野菜の代表格といえるゴーヤは、6月から8月が旬です。この時期のゴーヤは苦味がほどよく、シャキシャキとした食感が特徴です。
さらに、この時期のゴーヤは栄養価が高く、おいしく楽しめます。
そこで今回は、ゴーヤ1本を使い切るための苦くないレシピを2つ紹介します。
さらに、ゴーヤの選び方や保存方法についてもお届けしますので、ぜひ参考にしてください。
ゴーヤ半分で完成!絶品ゴーヤチャンプルー
ゴーヤチャンプルーは、ゴーヤを使った代表的な料理ですね。沖縄料理としても人気があります。
豚肉の旨みとゴーヤのほろ苦さに豆腐とたまごのまろやかさが絶妙でご飯が進む一品です。
そんなゴーヤチャンプルーのレシピを紹介します。
【材料(2人分)】
- ゴーヤ 1/2本(種とワタを取り約100g)
- 木綿豆腐 1/2丁(約150g)
- 豚バラスライス 100g
- たまご 2個
- お酒 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- オイスターソース 大さじ1
- 白だし 大さじ1
- サラダ油 適量
- ごま油 適量
- 小麦粉 適量
- かつお節 適量
【作り方】
まず、ゴーヤを縦半分に切り、スプーンで種とワタをしっかり取り除きます。
ゴーヤは、1cmぐらいに切り塩水に10分つけておきます。塩水は、水1Lに対して塩小さじ1。
そのあいだに、木綿豆腐をキッチンペーパー1〜2枚に包んで、レンジ600Wで1分ぐらい加熱して水分を飛ばします。
豚肉は4cmぐらいに切り、塩コショウをして小麦粉をまぶしておきましょう。
豆腐を食べやすい大きさに切り、サラダ油で軽く焦げ目がつくまで炒めたら取り出します。
フライパンにごま油を入れて、軽く水洗いして水気を切ったゴーヤを炒めます。ゴーヤが少ししんなりしたら豚肉を入れて炒めましょう。
豚肉の色が変わったら、豆腐と調味料(お酒大さじ1、醤油大さじ1、オイスターソース大さじ1、白だし大さじ1)を入れて軽く炒めます。
フライパンの端に具材を寄せ、溶きたまごを流し入れます。軽くまぜながら炒め、たまごが半熟状態になったらほかの具材とまぜあわせてください。
最後にかつお節をふりかけたら完成です。
残りの半分で作る!簡単ゴーヤの佃煮
ゴーヤの佃煮は、ご飯のお供やお弁当のおかずとして重宝する保存食です。冷蔵庫で1週間ほど日持ちするので多めに作っても安心です。
甘辛い味付けがゴーヤのほろ苦さと絶妙に絡み、食欲をそそります。
そんなゴーヤの佃煮のレシピを紹介します。
【材料(2人分)】
- ゴーヤ 1/2本(種ワタを取り約100g)
- 砂糖 大さじ2
- 醤油 大さじ1
- 酢 大さじ1
- いりごま 適量
- 鰹節 適量
【作り方】
ゴーヤを縦半分に切り、スプーンで種とワタをしっかり取り除きます。ゴーヤを2mmくらいに薄く切り、熱湯で1分茹でたら、しっかり水気をしぼります。
フライパンに砂糖大さじ2、醤油大さじ1、酢大さじ1を入れて沸騰させたらゴーヤを入れ、中火で汁気がなくなるまで煮込みましょう。
お皿にうつし、かつお節といりゴマを入れてまぜあわせたら完成です。
コレで迷わない!ゴーヤの選び方
ゴーヤを選ぶときは、次のポイントを押さえて選んでみてください。
ゴーヤは鮮やかな緑色で、形が均一なものが理想的です。シワが少なく、しっかりとしたハリがあるものは新鮮な証拠です。
また、ずっしりとした重みのあるものを選ぶのもポイント。
軽く押してみて、弾力があるかどうかも確認しましょう。やわらかすぎるゴーヤは、熟成しすぎて苦みが強くなっていることがあります。
大きすぎるサイズよりも、中くらいのサイズの方が、苦みがマイルドで食べやすいですよ。
ゴーヤの保存方法をチェック!
ゴーヤは冷凍保存もできますが、食感が変わってしまうので、冷蔵保存がおすすめです。
ゴーヤを買ったら、すぐに縦半分に切ってスプーンで種とワタをしっかり取り除きましょう。
カットしたゴーヤは、切り口が乾燥しないように濡らしたキッチンペーパーで包みます。
さらにラップで包むかポリ袋に入れて保存すると長持ちします。1週間ほど新鮮な状態を保てますよ。
ゴーヤは栄養たっぷりで、独特な味わいがクセになる魅力的な野菜です。旬の時期を知って、上手に選び、しっかり保存すれば、もっとおいしく楽しめます。
ぜひ、紹介したレシピをためして、おいしいゴーヤ料理を味わってくださいね。
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