こんにちは。

これから暑い夏がやってきます。

お酒がお好きな方には、お酒がより一層美味しく感じられる季節ではないでしょうか。

今回は講座番号07-08 「スピリッツ&カクテル体験講座」に参加してのレビューをお届け。

今回のテーマは「酒の基礎知識とカクテル講座」。

お仕事帰りの方も参加しやすい夜7時30分スタートです。

講師を務めて下さったのは、金沢文庫で実際にバーを経営しながら、全国規模の大会で数々の受賞歴をお持ちの佐藤 貴仁先生。

まず初めに、先生からこちらの講座を開講したいと思われた経緯についてのお話がありました。

日本は世界で三本の指に入るほど、お酒の種類も他国に比べて豊富な国なのだそうです。

一方、世界では自国で生産されたお酒を飲む国が圧倒的に多いそう。

日本には居酒屋やバーがたくさん軒を連ねており、お酒を飲む機会が比較的ありながらも、あまりお酒について知らない方が多いのではないかと佐藤先生は感じて来たそうです。

今回の講座は初開催ということもあり、お酒の定義から始まり、お酒はどのようにして製造されるのかなど、製造過程や製造後のお酒がどの種類に属するのかを順を追ってお話がありました。

こちらは化学の授業を彷彿とさせるものがあります。

上記の説明については、先生が事前に図面の資料を作成して下さっていたこともあり、とても分かりやすかったです。

製造過程を経て造られたお酒は大きく三種類に分類されます。

「アルコール度数の高い蒸留酒」、「アルコール度数の低い醸造酒」、「混合酒としてのリキュール」。

「蒸留酒」はアルコール度数が高いお酒で、度数は40度~96度のもの。

ジン・ウォッカ・ラム・テキーラなどがあげられます。

こちらは度数が高いため、何かと混ぜて飲むのがおすすめだそうです。

一方、「醸造酒」はアルコール度数が低いお酒で、度数は4度~20度のもの。

ビール・ワイン・日本酒などがあげられます。

こちらはそのまま飲むことが多いです。

お酒を嗜む程度の方はこちらの醸造酒がおすすめです。

アルコールの度数が高い・低いがご自身で判断出来るようになったら、こちらの講座を受講してお酒に関する知識が深まった証拠です。

お酒の基礎が分かったところで、本題のカクテルについて話は進んでいきます。

カクテルを取り扱っている店舗は比較的多いですし、皆さんも飲まれる機会があるのではないでしょうか。

そもそもカクテルとは?

カクテルはお酒+何か(EX.果汁・お酒・薬味など)を混ぜることをさします。

上記のお酒とは、カクテルを作るときにベースになるお酒のことで、蒸留酒・醸造酒・混合酒の三種類を軸とします。

皆様は、お酒を飲む時にどんなお店を利用されますか?

手軽さとドリンクメニューがイメージしやすいところとして、居酒屋が頭に浮かんだ方も多いのではないでしょうか。

一般的に、居酒屋のアルコールメニューはお店が提供するグラスに、アルコール度数の低いお酒を注いだもの(いわゆる醸造酒)が多いのが特徴です。

自分自身の好みのお酒はどれに当てはまるのかが分かると、お店の選択肢も増えますし、オーダーする楽しみも生まれてきます。

お店でのお酒選びのコツが分かったら、次はご自宅でも美味しくお酒を飲める方法が知りたくなりませんか?

ご自宅でお酒を飲むときを想定した一般的なグラスを使用して、実際に飲み比べを行いました。

先生からご自宅でお酒を美味しく飲むコツは、「温度管理・注ぎ方・混ぜ方」の三点というお話がありました。

お酒と割り物の温度に差がないようにすること・注ぐときは勢いよく注がないこと・混ぜるときは静かに混ぜること。

今回は、実際に佐藤先生が目の前で、カシスリキュールとソーダを混ぜて、カシスソーダを作ってくださいました。

上記の三点に配慮したものと、全く配慮していないもの(ここでは違いが分かりやすいように、ソーダを勢いよく注いで、強くかき混ぜたもの)の二つを同じ材料と配合で作ってくださいました。

先に上記の三点に配慮して作られたものを試飲しました。

こちらは、炭酸が口の中で強く弾けているのが感じ取れました。

グラスに注がれたあとも、カシスリキュールと炭酸が全体的に混ざっていて色味が均等でした。

お次は、上記の三点を配慮せず作られたものを試飲しました。

こちらは、炭酸の弾ける感じが弱かったように感じました。

先生が目の前で新しくボトルを開けていて下さったにもかかわらずです!

グラスに注がれたあとも、色味が均等ではなく、グラスの下のほうにカシスのリキュールが沈んでいるような感じが見受けられました。

同じ材料でも扱い方によって、こんなに違いが出るものかと驚愕でした。

実際に飲み比べてみることで、違いが手に取るように分かったので、このような体験はとても貴重に感じました。

この講座の魅力は、実際にお酒の飲み比べが出来、そこから違いを学ぶことができるという点がとても魅力的に感じました。

美味しいお酒とは、知識とちょっとしたコツで成り立っているということを実感しました。

次は、蒸留酒の飲み比べです。

蒸留酒は、醸造酒に比べて種類が豊富。

先に、蒸留酒はアルコール度数が高いため単体で飲むより何かと混ぜて飲んだ方がおすすめというお話が先生よりありました。

今回試飲したのは、バラライカというお酒で、ウォッカ+ホワイトキュラソー+レモンジュースの組み合わせのお酒です。

蒸留酒のベースのお酒は、ウォッカ・ジン・ラム・テキーラ・ブランデーの五種類です。

ホワイトキュラソー+レモンジュースの組み合わせ一つで、五種類のお酒をベースからアレンジが利きます。

受講者の方も、佐藤先生も満面の笑み!
講座を楽しんでいる様子が伝わってきます。

蒸留酒はベースのお酒を変えるだけでバリエーションが豊富になりますので、一つ好みの組み合わせを見つけておくと、お酒を飲む楽しさが倍増すること間違いなしです。

醸造酒と蒸留酒の大きな違いはここにあると感じました。

お酒のバリエーションも豊富なので、醸造酒で地ならしをしてから、蒸留酒にステップアップするのも良いですし、お酒をもっと深く知りたいという方には、ぜひバーに足を運んで頂きたいです。

バーは敷居が高いと感じてしまう方でも、何か一つ組み合わせを覚えていくことでぐんと入りやすくなります。

自宅で美味しくお酒を飲むコツに加えて、グラスの種類によっても、美味しい飲み方の黄金比が異なるというお話がありました。

こちらについては、ご自宅でどの種類のお酒を飲むことが多いか・どんなグラスが置いてあるか把握しておくといいかもしれません。

最後に、実際に佐藤先生がバーで使用されているシェイカーを使って、カクテルを作る時間も設けられました。

シェイカーは、よくバーテンダーさんがお酒を注いだ容器を上下に振っているものとイメージしていただけたらと思います。

先生が受講者の方、一人一人のご要望を聞いて下さって、私はスコットランドのウィスキー(40度)とソーダを混ぜたものを選びました。

ウィスキーと月形のレモンを絞ったら、シェイカーのふたギリギリまで氷を入れていきます。

想像していたより、シェイカーが軽かったことには驚きました。

また、所作も教えていただけるので、味わうだけでなく、体感型の講座としても楽しめると思います。

バーでは、バーテンダーさんがシェイカーを使うときに、所作や手早さを綺麗に魅せられるかというのも、お酒を楽しむ側としては大きなポイントになるように感じました。

本日の講座では、お酒の基礎から応用まで学ぶことで、ただお酒を飲むだけでなく、お酒を楽しみながら美味しく飲むためには、自分に合った選択をすることが大切という根源を学ぶことができたように感じます。

一括りに「自分に合った選択」とお話しましたが、自分の飲める度合いを知ることや、本当に自分の好みに合ったものを見つけること、更にはお酒の知識を深めることにより、自分自身の見聞を広めることにもなります。

また、お酒は歴史の発展と紐づいているところがあり、お酒と歴史のどちらも楽しむことが出来ます。

今回の講座では、座学から始まり、試飲とカクテルを実際に作るといった実践も含めて、あらゆる角度からお酒について学ぶことができるなと感じました。

また次回は8月1日(木)夜に「世界のウィスキー講座」をテーマに、少し先にはなりますが9月5日(木)には「世界史と共にみるラム講座」が開催されます。

佐藤先生は冒頭で少しお話させていただいたカクテルコンペディションに加えて、ラムコンシェルジュの資格もお持ちです。

今回同様各回ごとにテーマを変えた単発講座をご用意しております。

お客様のお好みに合うお酒の種類を選択して、受講できるのもこの講座の魅力です。

一つのテーマについて掘り下げて受講したい方・○○のお酒が気になっているという方におすすめの講座です。

お酒をご自宅で楽しみたい方・座学として受講されたい方・実際にシェイカーを使ってバーの雰囲気を味わいたい方…。

楽しむポイントも人それぞれ異なりますが、お酒がお好きな方は、お仕事帰りにいつものお店ではなく、こちらの講座にふらっと立ち寄ってみるのもいいかもしれません。


07-08 スピリッツ&カクテルセミナー 8月1日 (木) スピリッツ &カクテル体験講座【世界のウィスキー講座】


07-08 スピリッツ&カクテルセミナー 9月5日 (木) スピリッツ &カクテル体験講座【世界史と共にみるラム講座】


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